TODAY'S SPECIAL

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「今日をどう楽しむ?」

TODAY’S SPECIAL は、季節を感じ、自分の手を動かし、工夫を楽しむことを大切にしています。今日を「どんな日にしようか」を考えるはじまりは、季節や旬、行事によっても捉え方や過ごし方が違ってきます。
店頭では季節に添いながら、食べることや植物を育てること、家を自分らしく整えたり、もてなしたり。持ち帰って「今日からなにかをはじめたくなる」アイデアを紹介しています。

梅仕事の季節

青梅が店先に並びはじめる6月は、この時期にしか味わえない梅仕事の季節です。自家製の梅酒やシロップづくりを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。

梅をはじめとする保存食づくりがはかどるのも、愛着のある台所と料理道具があってこそ。ここで過ごす時間が何より好きだと思えるような自分らしい台所づくりを目指して、TODAY'S SPECIAL では毎年この時期に長く使える道具からあるとわくわくする道具、毎日の料理の味を決めるのに欠かせない調味料などを特集しています。

濱田農園さんの産地直送 梅販売

今年は梅仕事のハードルを下げて、できるだけ多くの方に楽しんでいただけるようにと、農家さんにご協力いただき「産地直送の梅販売」が実現しました。梅づくりに適した和歌山県で梅栽培や、梅製品づくりを行う梅ひとすじの濱田農園さんより、出荷の当日に収穫した青梅を出来るだけ新鮮な状態でお客様にお届けすることができました。

濱田農園

専用の道具「しりしり」

店頭で販売している道具の中には、ふだん見慣れないものも沢山ならんでいます。そのひとつが「しりしり器」。沖縄の郷土料理「にんじんしりしり」をつくるための道具なのですが、人参だけでなく、大根、じゃがいもなどいろんな野菜をスルスルと千切りにしてくれるので、サラダや炒め物など、毎日の料理に活躍してくれます。

刃の部分が凹凸の穴上になっていて、野菜の繊維が粗く断ち切られ表面がざらざらになって味のしみ込みがよくなるので、直線的にカットした時と違い独特の歯ごたえを楽しめます。

T型派?それともI型派?

企画段階で意見のわかれたピーラーのかたち。みなさんはどちらを使っていますか。馴染みのあるT型はもちろん、皮剥きだけでなく包丁感覚で使えるI型を使っているスタッフが多いのも意外でした。

ふだん使っている道具も見直す機会をつくってあたらしいカタチを取り入れてみると、日々の台所に立つ時間も新鮮な気持ちでむきあえそうです。その他にも、ここでは紹介しきれない道具がたくさん並んでいますので、ぜひお近くにいらした際にはお立ち寄りください。

日々の台所

SEASONAL CONTENTS では、道具や調味料、保存食のレシピなども紹介しています。

台所仕事が楽しくなる道具
味を決める「塩」は料理で使い分ける
初夏の保存食

BOOK

著書「TODAY’S SPECIAL 今日をどう楽しむ?」の中では、台所を自分らしく整えるアイデアや長く使いたい道具のこと。料理家の中川たまさんにお話しを聞いたインタビューページでは「台所に立つのが楽しくなる小さなコツと工夫」と題して、生活にあわせて変化していく台所のお話しから梅酒のつくり方、それらを使ったアレンジレシピなども紹介しています。

暮らしの先輩の台所を参考にしながら「自分らしい台所づくり」を楽しんでいただけたら嬉しいです。

梅雨入り前に、台所と梅仕事

台所は、暮らしのまんなかにある場所。
ここが快適で使いやすく、居心地もよければ
毎日が気持ちよく回っていく、大切な鍵を握る空間です。

まるで鏡のように、台所は人を映します。
誰かの台所をのぞくのは楽しいけれど、
真似すれば自分の台所がよくなるとも限らない。
それが台所の面白さであり、手強さでもあります。
どんな頻度で、どんな料理を、どれくらいの量つくるのか
一回の料理にかける時間はどれくらいなのか。
優先したいのは見た目のすっきり感か、モノの取りやすさか。
それによって選ぶ道具もサイズも、収納法も変わってきます。

梅雨入り前の時季、
梅をはじめとする保存食づくりがはかどるのも
愛着のある台所と料理道具があってこそ。
ここで過ごす時間が何より好きだと思えるような
自分らしい台所づくり、目指してみませんか。

(TODAY’S SPECIAL 今日をどう楽しむ?_P38)