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夏の麺 蕎麦猪口を求めて長崎・佐賀へ

6月に、蕎麦猪口の買い付けや工房見学のため、実際に有田と波佐見を訪れてきました。山に囲まれたどこか落ち着いた風景のなか、街のいたるところで「焼き物の街」を感じる光景が。レンガの煙突や、焼き物の破片が埋め込まれた壁など… そのときの様子を、写真で紹介しています。

佐賀・有田の街に着くと、特徴的なレンガの煙突がいたるところで目に飛び込んできます。山の向こうの長崎・波佐見でも同じように、たくさんの煙突を見かけました。

「サンテナー」と呼ばれる焼き物を運ぶためのカゴ。どこの工房でも同じものを使い、みんなで共有しているのだという。そのため、どこの工房に訪れても、このカゴが積まれていました。

長崎・波佐見焼の工房も、何軒か訪問しました。使い込まれた職人さんの道具からは、長い時間の経過を感じます。

工房でひとめぼれした、白い蕎麦猪口。とても上品な佇まい。

有田焼が眠る、大きな陶器倉庫にも訪れました。「大洋」「播洋」「山田屋」などと書かれた器が入った木箱は、トロ箱と呼ばれる魚屋が使っていた海産物を運ぶための箱。昔、窯元はこの箱を魚屋から譲り受けて陶器の運搬に使っていたとのこと。その当時のままの状態で、時間が止まったように遠慮なく積まれています。

宝箱のなかのような場所でした。そのなかから、思わず手に取りたくなるデザインの蕎麦猪口などをセレクト。

訪れた時期:2016年6月