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TRIP TO SRI LANKA – INTRODUCTION

DATA

首都 スリジャヤワルダナプラコッテ *1984年まではコロンボ。
独立 1948年2月4日  *イギリス連邦内の自治領「セイロン」として独立。1978年から現在の国名に。
大きさ 北海道の約0.8倍
人口 約2,103万人(2016年)
言語 シンハラ語、タミル語
宗教 仏教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教
通過 Rs(ルピー) 1Rs=0.74円(2017年5月現在)
気候 高温多湿
時差 -3.5時間

ミックスされた風景

バンダラナイケ国際空港からスリランカ最大の都市コロンボ市内までは、車で約40分。その道中で目にしたのは、不思議なミックス感。大きな木々が連なる深い緑や水量たっぷりの大きな川、そうかと思ったら高いビル、道路脇でフルーツを山盛りにしている露店など。いろんな場面が急に切り替わり、その仕切りのないごちゃ混ぜがおもしろい。それは、旅の途中、何度も遭遇する風景でした。

いたるところで見かける仏旗

街を歩いていると、数え切れないくらい目に飛び込んできた旗がありました。これは、仏教の信仰を示す旗「仏旗(ぶっき)」。世界中で掲げられているこの仏旗は、1885年にスリランカ(セイロン)でデザインされたもの。国民の7割が仏教徒のスリランカでは、家や店の軒先、街路樹など街のさまざまな場所で目にしました。

ヨーロッパを感じさせる建物の色彩とディテール

スリランカはイギリスやポルトガルが入植していた歴史があるためか、建物の色彩や細部のつくりにどこかヨーロッパ風情を感じさせます。それは市街地にある家や店舗だけでなく、木々が生い茂る舗装されていない道の脇にある民家も同じ。エメラルドグリーン×レモンイエロー、薄ピンク×茶色など、ドールハウスのような配色が多く見られます。こうした色彩感覚もきっと、スリランカらしさのひとつなのだと。「おみやげ」としては現物を持ち帰れないこうした現地での気づきは、大切な旅の記憶となります。

暮らしの定番、セイロンティー

スリランカは、世界的な茶葉の産地。イギリスの植民地時代に、内陸の丘陵地帯を切り開いて茶園がつくられたのがはじまりだそう。スリランカの日常に、セイロンティーは欠かせません。旅の途中、何度か現地で生活する方の家や工房を訪問する機会がありましたが、どこでもおいしい紅茶とレモンクッキーを振舞ってくださいました。スリランカでは、砂糖をたっぷり入れて甘くするのが一般的。甘い紅茶は、暑さで疲れた身体に染み入ります。