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真砂喜之助製麺所
文化を外に伝える

手延べそうめんの特徴は、つるんと滑らかなのど越し。小麦粉と塩水を混ぜ合わせて帯状に延ばした生地を、ミルフィーユのように何度も折り重ねて、それを筒状にしながら細く延ばします。それが、のど越しと、もっちりとしたコシの秘密。その後、天日・室内干しをして乾燥させます。

伝えるためのツール

創業100年を迎えようとする「真砂喜之助製麺所」4代目・真砂淳さんは、そうめんの文化・伝統を固く守り続ける一方で、SNSを巧みに使いこなし、そうめん文化を日々、外へ、外へと発信している稀有な存在。

「要は、伝えんことには。こういう風につくってますよって、ちゃんと伝えることが大事なんかなと思って」。

また、地元のイラストレーターやフォトグラファーと手を取り合って、商品をみんなでプレゼンテーションしています。

自由なアレンジ

そうめんの食べ方だって、実に自由気まま。「正金醤油」の『八方だし』でオーソドックスに食べたあとは、そこにラー油をひとさじ。だしの表面に油膜ができて、香りとだしの味を同時にたのしむことができます。太口の麺には、小豆島の味覚、オリーブオイルと塩をひとふり。「夏場には、豆乳とラー油を加えて担々麺風に。冬場には、卵と『八方だし』と混ぜるだけで、釜玉風に」。

伝統にとらわれるばかりではなく、時代に応じてしなやかに身をこなす。その姿勢が、そうめん文化を外に広めるとともに、きっと小豆島をうんと元気にしているのだと、思わずにはいられません。

真砂喜之助製麺所

 

夏の麺
つくって、食べて、旅をする