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ふゆごもり

一年でいちばん寒さが厳しくなる大寒のころ、部屋で温まりながら手仕事を楽しみましょう。「編んだり、織ったり、刺繍したり」糸を使って暮らしの道具をつくってみませんか。今回は「mimimo」で編む2色バッグを紹介します。

mimimo

群馬県桐生市で大正2年の創業以来ずっと染色に携わってきた「土田産業」さんが、有害物質を使わずに染め上げた生地の、本来は捨ててしまっていた切り落とした生地の耳を「ミミも資源、ミミも使おう!」をコンセプトに、新たな目的をもった資源として誕生した極太の糸ブランド「mimimo」。100年以上の歴史をもつ「土田産業」さんが未来へ残すecoな取り組みのひとつです。

バッグをつくる前に実際に生地を染めて裁断するところを見学させていただきました。生地を製品として出荷するためには裁断をし、サイズを整える必要があります(写真2枚目)。天竺などの伸縮性のある生地は、そのままでは端が丸まってしまい裁断ができないため、生地の両端にのりをつけピンを打ち固定してカットします(写真3枚目)。糊付けした余分な端「生地のミミ」を切り落とした部分が「mimimo」の極太の糸になるのです。

「mimimo」で編む2色バッグ

今回は編み物初心者の3人が「mimimo」を使い、かぎ針編みの「こま編み」と「くさり編み」でバッグづくりに挑戦。一番ワクワクする瞬間の色選びには特に熱が入ります。仕上がりをイメージしながら好みの色の糸を選びましょう。キットなら糸2色と説明書やかぎ針がついていますのでまずはキットではじめるのがおすすめ。

編みはじめ~立ち上がりまで

まずバッグの底になる部分から編みはじめます。基本は「こま編み」で「わの作り目」をつくりながら丸く円になるように編んでいきます。円を編むには必ずと言っていいほど、この「わの作り目」を使います。 ポイントは「こま編み」の「わの作り目」をマスターして、あとは「目の数」を間違えないこと。説明書を見ながら1段目を丁寧に進めるのが重要です。

2段目は、編みはじめに立ち上がりの「くさり編み」を1目編み、1目に2回ずつ「こま編み」を入れていきます。3段目は1目おき、4段目は2目おき、5段目は3目おきに2回ずつ「こま編み」を入れて、5段編んだら底の部分が出来上がります。6段目~12段目は円を大きくしていく必要がないので、増やし目無しで1目に1目ずつ「こま編み」をします。ここまでくるとだいぶ慣れてきてグングン編み進み、バッグのベース部分が完成。

糸の色を替えて持ち手部分をつくる

13段目からは糸の色を替えて。持ち手になるブリッジの部分は「くさり編み」で編んでいきますが少々複雑になりますので、詳しくはキットに入っている説明書をご確認ください。15段目まで編んで糸の始末をしたら完成です。

選ぶ糸やつくる人によっても仕上がりの印象は変わります。バッグとしてはもちろん、植物のポットカバーや部屋の収納にもぴったり。自分らしい使い方を見つけるのも楽しみのひとつ。手軽にはじめられるキットからぜひ挑戦してみてください。

なにより「自分の手で何かをつくる」という時間は、自分で自分を楽しませることができるのが最大の魅力かもしれません。年末年始の忙しない時間のあとは温かい飲み物を片手に、心を落ち着かせて静かに過ごしてみるのはいかがでしょうか。

TODAY’S SPECIAL 各店では「mimimo」さんのBAG KITをはじめ、手軽に「編んだり、織ったり、刺したり」手仕事を楽しめるキットや、パーツや素材などを揃えました。タペストリーづくりやパンチニードルでつくる壁飾りのワークショップなども開催しますのでぜひご参加ください。

ふゆごもり

2022年1月6日(木)~2月9日(水)
Jiyugaoka / Shibuya / Shinjuku / ONLINE STORE

2022年1月7日(金)~2月10日(木)
Hibiya / Kyoto / Kobe

  • *会期最終日は17時までの開催となります。
  • *商品は、店舗によりお取り扱いのない場合がございます。詳しくはお問い合わせください。

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