ハレをいわう
日本のお正月は、元日に五穀豊穣を司る「年神様」を家庭にお迎えして、新年の幸福を授けていただく行事です。新しい年を迎えるための行いはおせち料理以外にもいろいろあります。これまでの一年から、次の一年へ。ひとつひとつの意味を知れば、準備はもっと楽しくなります。

玄関にしめ飾りを
好きなデザインを選ぶのが楽しいしめ縄、しめ飾り。「年神様をお迎えするのにふさわしい、神聖な場所」という目印に飾ります。

骨董の印判皿を使いこなす
印判は、明治以降行われるようになった、絵柄をうつわに転写する技術。アンティークの割に価格は手頃で、普段もハレの日も活躍します。

身近な道具を新調する
ごはん茶碗など、いつも使うものを新調するタイミングを、毎年のお正月にしてみましょう。気持ちが自然に引き締まります。

新しいお箸で健康を願う
お正月に箸を新調すると、その年は健康に過ごせて、食べ物に困らないといわれます。買い替えにそうした願いを込めるのも楽しい。

箸置きを使う
もともと箸置きは神事で使われてきた特別な道具。来客の多いお正月は、少しずつ買い集めた中からお祝いに合う形を選んでみたい。

大福茶をいただく
一年の邪気を払い新年を祝う習わしとして、元日の朝にいただくお茶を「大福茶(おおぶくちゃ)」といいます。その起源は平安時代まで遡り、縁起もののお茶として伝えられています。

縁起のよい品を贈る
縁起がよく、おめでたいと伝えられる七福神、 おかめ、鶴亀、紅白などのお菓子を、年末年始のご挨拶や帰省の手土産に。
それぞれ自分らしい祝い方で、お正月を迎えませんか。TODAY’S SPECIAL 各店では新年を迎えるためのうつわやしめ飾りなどをご用意しております。
ハレをいわう
2024年12月26日(木)~1月6日(月)
Jiyugaoka / Shibuya / Shinjuku / ONLINE STORE
2024年12月26日(木)~1月7日(火)
Hibiya / Ebisu / Futakotamagawa / Kyoto / Kobe
- *会期最終日は17時までの開催となります。