涼を納る

暑い夏を乗り切るため、古くから「涼」を楽しむ工夫をしてきた日本人。風鈴の音に涼を感じたり、目にも涼し気なガラスの器や口にするものから身体に涼をとりいれたり、五感から感じる涼と風情をたのしんできました。夏は麺がよりおいしく感じる季節です。各地でつくられるおいしい麺で暑い夏を乗り切りましょう。

好みのめんをみつける

今年も日本三大そうめんの産地「兵庫」「奈良」「香川」から、播州そうめん、三輪そうめん、小豆島そうめんなど、一度食べ比べていただきたいそうめんを揃えました。うどん好きの方には、稲庭うどん、讃岐うどん、水沢うどん、五島うどん、氷見うどん。そうめんやうどんも良いけどやっぱり蕎麦が好きという方には「長野」「島根」から香り高い蕎麦も届きます。梅や柚子が練り込まれた変わり麺などもありますので、いろんな麺を食べ比べて好みのものを見つけてみませんか。

つゆで味わう

麺をおいしく味わうのに、おいしい”つゆ”は欠かせません。素材の味を引き立たせるつゆがあれば、凝ったことをしなくてもいいんです。日本各地の麺の産地では、同じ地域でとれる魚で出汁をとったり、そこでつくられる麺にあわせたつゆがつくられています。長崎の五島うどんには、長崎でとれる飛魚で出汁をとった飛魚つゆなど、それぞれの産地の食べ方や麺とつゆの組み合わせもぜひお試しください。

足して楽しむ

定番の七味やわさび、柚子胡椒から変わり種まで。夏の麺におすすめの薬味やちょい足し調味料も各種ご用意しました。つゆに少量加えるだけで風味がグッと増して、雰囲気がガラッと変わるので、食べながら味を変えたいときやアレンジに。

夏の麺はシンプルな食べ方だからこそ、麺自体の魅力が存分に味わえます。素材そのものが持つそれぞれの味わい、つゆとの調和を楽しんでみてはいかがでしょうか。

TODAY’S SPECIAL各店では、日本各地から届いた麺をはじめ、夏の食卓を彩る器などを取り揃えました。涼を感じる夏の麺を楽しみませんか。

涼を納る

2023年7月6日(木)～8月16日(水)
Jiyugaoka / Shibuya / Shinjuku / ONLINE STORE
2023年7月7日(金)～8月17日(木)
Hibiya / Ebisu / Futakotamagawa / Kyoto / Kobe
*会期最終日は17時までの開催となります。