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五島の歴史
受け継がれる祈り

長崎県には130もの教会があり、そのうち五島列島には50の教会がある。五島は250年という長い禁教時代に弾圧と迫害のある中、多くの潜伏キリシタンが移り住んだ地であり、世界遺産に認定された「潜伏キリシタン」の歴史や信仰が今も生きている場所でもある。

潜伏キリシタンの歴史とは「信徒たちが島に移り住み、命がけで信仰を守った」という事実。信仰の復活を示すため建てられた数々の教会は、“弾圧や迫害にも揺るがない信仰” をあらわすように、なんとも言えない存在感を放っている。その “なんとも言えない信仰のかたち” が、島のあちこちに存在していて、独特の文化として大切に受け継がれているのだ。

水ノ浦教会

福江島で訪れたのは、水ノ浦湾を見下ろす小高い丘の上にある “白い教会” 。建築家の鉄川与助が手がけたもので木造では最大規模の教会だ。

中に入るとかまぼこ型のアーチを押し出したような形状の天井が印象的で、あらゆる教会建築様式を取り入れた設計になっている。深くて高い天井、白と淡いブルー、ステンドグラス越しのやさしい光が、スンとした厳かな空間をつくりだしている。

地域を見守る教会

五島の島々を巡っていると、数多くの教会に出会う。それらは町や住む人の生活に溶けこみ、今も島の人々の暮らしを見守りつづけている。その景観は日本でありながら、異国の空気が入り混じった独特の雰囲気がある。

そして潜伏キリシタンの歴史は、特定の宗教の歴史というだけでなく、島の生活に根ざした文化であり、五島の魅力のひとつでもあるのだ。

水ノ浦教会

  • 長崎県五島市岐宿町岐宿1644

“うまい うどん”と五島の島々を巡る旅

8月2日(金)~8月22日(木)
Jiyugaoka/Shibuya/Shinjuku/ONLINE STORE

8月3日(土)~8月23日(金)
Hibiya/Kyoto/Kobe

  • *会期最終日は17時までの開催となります。

夏の麺
つくって、食べて、旅をする

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